赤痢菌

       赤痢菌感染症について

赤痢菌(シゲラ)は、下痢を引き起こす細菌(病原菌)です。
主な感染経路は、汚染された食品や水の摂取、および赤痢菌に感染している人(現在発症している人や、最近まで感染していた人)との接触です。
また、感染者との性的接触によって感染することもあります。

症状

症状は通常、感染後1~2日で現れ、7日間続きます。赤痢菌感染症(シゲラ症)にかかった人の多くは、以下のような症状を経験します。

下痢(血が混じったり、3日以上続いたりすることがあります)
発熱
腹痛
便が出きっているのに便意を催す感覚

誰がリスクにさらされていますか

赤痢(赤痢菌感染症)にかかりやすい特定の集団が存在します。

5歳未満の小児が最もかかりやすい傾向にありますが、あらゆる年齢層の人が感染する可能性があります。集団感染(アウトブレイク)の多くは、保育・教育施設や学校で発生しています。
水や食品の安全性が確保されておらず、衛生状態が悪い地域へ渡航する人は、赤痢菌に感染するリスクが高くなります。また、治療が困難なタイプの赤痢菌に感染する可能性も高まります。
ゲイ、バイセクシュアル、およびその他の男性と性交渉を持つ男性(GBMSM)は、赤痢菌感染のリスクを高める要因を抱えています。GBMSMの間で感染率が高い傾向にありますが、便に接触する可能性のあるあらゆる性的行為において、感染のリスクは存在します。
ホームレス状態にある人々は、地域社会で赤痢が流行している際、感染のリスクが高くなります。生活環境上の課題により感染伝播のリスクが高まり、集団感染につながる可能性があります。

防止

赤痢菌(シゲラ)への感染や、他者への感染拡大を防ぐための対策をとることができます。

重要な場面では、石鹸と水で手を洗ってください。
おむつを替える際は注意してください。
水泳中は水を飲み込まないようにしてください。
海外旅行の際は、安全な飲食を心がけ、こまめに手を洗ってください。
ご自身やパートナーが赤痢と診断された場合は、下痢の症状が治まってから少なくとも2週間は性行為を控えてください。

治療を受ける

ご自身やご家族に、血便や長引く下痢(3日以上続く下痢)、あるいは激しい腹部のけいれんや圧痛が見られる場合は、医療機関にご相談ください。特に、発熱や強い体調不良を伴う場合は注意が必要です.

 

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